言われたことを、きちんとやる力
指示を正確に理解し、期日どおりに、間違いなく仕上げる。これまでの社会では、この力があれば十分に生きていけました。学校の教育も、まずこの力を丁寧に育ててきました。
寺子屋の時代から、教育の役目はひとつでした——社会に出てすぐに生きていけるスキルを、手渡すこと。読み・書き・そろばんが、そうだったように。では、AI・ロボットの時代に、どんなスキルを身につければ、社会で生きていけるのでしょうか。
これまでの社会では、指示を正確に理解し、期日どおりに、間違いなく仕上げる力があれば、十分に生きていけました。けれどその仕事の多くは、いずれAIやロボットのほうが速く、安く、正確にこなすようになります。では、これから求められるのは、どんな力なのか。

指示を正確に理解し、期日どおりに、間違いなく仕上げる。これまでの社会では、この力があれば十分に生きていけました。学校の教育も、まずこの力を丁寧に育ててきました。
言われたことをきちんと行う仕事の多くは、いずれAIやロボットのほうが速く、安く、正確にこなすようになります。この力はこれからも土台として要ります。けれど情報の荒波の中で、ただ言われたことだけを行っていては、自分のスキルで生きていくことが難しい時代になります。
自分で理想を思い描き(企画)、それを人に伝えて巻き込み、実現していく。会社の中で言えば、企画を立て、部署をまたいで人を動かし、形にする力。これまで管理職やリーダーになってから求められてきた力を、若いうちから育てるということです。
会社で働く人でも、自分で事業を起こす人でも、料理人でも、スポーツ選手でも——生きていける人に共通する、この一つながりの力です。
「学校の教科書」は、実はすごい——誰もが使ってきた教科書には、優れた学びの型が備わっています。国語や数学のように、体系的に、段階的に、練習問題で積み上がる。インストールシリーズは、この型でビジネススキルを編み直した「教科書」です。

単元どうしに「つながり」がある。断片的なノウハウ集ではなく、全体がひとつの体系として編まれています。
章が進むにつれて、少しずつ難易度が上がる。いきなり応用に飛ばず、階段を一段ずつ上る設計です。
読んで終わりにしない。各章に練習問題、巻末に解答解説。手を動かし、自分の言葉で答えて定着させます。
章で学んだ概念を正しく理解できているかを確かめる、知識ベースの問題。
学んだことを、いま自分が抱えている現実の課題に適用する問題。答えは一人ひとり違います。
テキストを写せば解ける問題は出しません。「この言葉を使って、自分の言葉で説明する」——理解していないと解けない設計です。
※1コースは本冊約90ページ・章立て構成。別冊の解答解説(約20ページ)付き。
「思い描き、巻き込み、実現する」——この一つながりのスキルを、3つのブロックに分けて体系化しました。土台にあるのは、成果を出す人に共通する行動様式の研究(詳しくは設計思想の章へ)。10のコースを積み上げるほど、「手練れ」と呼ばれる人たちの行動様式に近づいていきます。ただし1コースで一つの力が完結するように編んでいます。学校では「目標を立てる」の1コースから始めるのが標準です。
思い描く——自分が何をすべきかを定め、企画し、磨き続ける力
巻き込む——企画を人に伝え、フィードバックを得て、人を動かす力
実現する——情熱を保ち、地道なことをやり続ける力
各コースは、問いから始まります。ポイント→問い→例題→練習問題(基礎編/応用編)が章ごとに繰り返され、章が進むほど、問いは自分の「本番」へ近づいていきます。
※全コースの体系図・目次は資料請求でお送りします。
インストールシリーズは、学ぶ人に直接届ける教材ではなく、「教える人」を通して届く教科書です。先生・指導者・人事の方が教科書と指導者向け一式を手にし、生徒・学生・若手社員が学ぶ——学校の教科書と同じ構図です。先生にビジネスの実務経験は要りません。講義はAI音声講義とテキストが担い、先生の役目は、練習問題をめぐる対話の進行です。

体系的・段階的な本編+練習問題(基礎編/応用編)+解答解説(虎の巻)+自己学習アプリ
先生が内容に精通している必要はありません。インストールシリーズは、先生と生徒が「いっしょに学ぶ」テキストです。
ビジネススキルは、先生にとっても学びになります。講義はAI音声講義とテキストが担うので、先生は演習の場で、練習問題をめぐる対話を進めることに集中できます。テキストの狙いと思想まで含めて伝えられるよう、運用に必要な一式をパッケージで提供します。
家で、AI音声講義(順次提供)を聞きながら、ビジネススキルの教科書(全10コース)を読み進める。自分のペースで、手を動かして。
授業・研修では、少人数のクラスで、先生がファシリテーターになってワークショップ。練習問題をめぐる対話に集中する。
応用問題を、自分の生活の中で実行する。部活の目標を仲間に伝える、担当業務の改善案を出す——小さな一手でも「本番」。
自習の目安は1節あたり15分程度(AI音声講義+テキスト)。個人で学び直す方は、テキスト+アプリの自習に、オンライン連続講座(ワークショップ)を組み合わせられます。
すぐ効くテクニックではなく、後戻りしない変化を。そのために、すべての教材を4つの柱の上に設計しました。
覚えてすぐ使えるテクニックなら、AIに聞けば足ります。この教科書が目指すのは、時間をかけた体質改善——表面の知識ではなく、深いところから変わっていくことです。選ばれる力は、テクニックの量ではなく、仕事の見方が変わったときに上がります。だから、覚えてすぐ忘れる学びではなく、後戻りしない変化に時間を使います。そのために、すべての教材とワークショップを、4つの柱の上に設計しました。4つとも、「思い描き、巻き込み、実現する」力を、一度きりでなく身につけるための柱です。
我流ではなく、初心者も達人も同じ「型」から。
練習のための練習はしない。問いは自分の現実の課題。
スキルの手前にある、心を静めて向き合う姿勢。
個人の思いつきではなく、検証されてきた研究の上に。
武道の稽古場では、入門したての初心者も、道場を率いる達人も、同じ型を稽古します。同じ型なのに、そこから汲み出すものは段階に応じてまるで違う。型は初心者の入口であると同時に、達人が一生かけて深める器でもある——「教科書」とは、学びにおけるこの型です。
個性や主体性は、型を壊すことからではなく、型を通った先に立ち上がります。まず正しい型を、正しい順序で。型に従うことと、言われたことだけを行うことは、別ものです。型は、自分で思い描いたことを実現するための道具——「指示を待つ側」ではなく「企てる側」に立つための稽古です。
型の稽古は、頭ではなく手から始まります。デジタル全盛のいまこそ、印刷された教科書に自分の手で書き込む。ゆっくりしたアナログの時間が、借り物ではない「自分の頭で考える過程」をつくります。講義は音声で聞き、考えるのは紙の上で——役割を分けています。
若手の教育に悩む、ある管理職の方が話してくれました。
「若い頃、幹部が10人並ぶ会議室で、プレゼンをさせられたんです。すさまじい緊張感で、やるしかなかった。いま思えば、あの経験が自分をつくった。——でも今は、若手にああいう場を経験させることが、ほとんどなくなりました。」
受験勉強も、資格の勉強も、プレゼン大会も——現実の課題に手を打つ前の、大切な素振りです。ただ、素振りだけで終わることが増えました。
応用編の問いはすべて、自分がいま抱えている現実の課題への実際の取り組みです。小さな一手でも、本番に手を打つ。学生なら、サークルの次のイベントの目標を言葉にして仲間に提案する。若手なら、自分の担当業務の改善案を上司に出す——それが本番です。だから見える景色が変わっていく。
主体性とは、評論でも空想でもなく、
いま目の前の課題に、自分の手で一手を打つこと。
引き受けた一手の数だけ、見えるものが変わっていきます。
日本を代表する数学者・岡潔は、『春宵十話』の冒頭に「人の中心は情緒である」と書きました。最も論理的な学問を極めた人が、論理の手前に置いたのは、心を静めて、分からないものに長く向き合う姿勢でした。この姿勢が、あらゆる学びの質を決めます。仕事で言えば、答えの出ない課題を投げ出さずに考え続ける粘り——企画が形になるまでの「もやもや」に耐える力です。
AIはそれらしい答えを一瞬で出します。速さと引き換えに、じっくり考える感度が育たない。だからこの教科書は、効率と真逆のプロセス——すぐに答えを出さない、「もやもや」を持ち続ける、根拠を言葉にする——を、あえて設計の中心に置きます。
読む時間でも、聞く時間でもなく、自分の生活に引きつけて考える時間。問いの置き方も、章の進み方も、ワークショップの構成も、プログラム全体が内省の時間を確保するように組まれています。
インストールシリーズは、オリジナルの理論ではありません。長年の研究——信頼に足る系譜の上に、教科書という型で編み直したものです。誰かの思いつきではなく、検証されてきたものだけを手渡します。その系譜を地図にすると、4つの土地が見えてきます。別々に育ったように見えて、地下では同じ時代の土壌を分けあい、何度も合流してきた土地です。
ゼネラル・マネジャーの日常行動を数年にわたり追ったコッターの研究(『ザ・ゼネラル・マネジャー』1982)が示した共通項が、「アジェンダ(課題設定)」と「ネットワーキング(人脈づくり)」。この「大人の行動様式」を、学びの段階に合わせて翻訳し直したのが本シリーズのカリキュラムです。熟達の過程の研究も、問いの設計に生かしています。
学ぶ人もまた、地域・文化・先人の仕事の積み重ねの上に立っています。続ける力は、個人のやる気だけからは生まれない。原動力ブロックの終着点「自己を理解する」で、自分の根と、それを育ててきた系譜と風土を知ることを力の源泉にします。
系譜とは、疑いに耐えて、残ってきたもののこと。
流行の手法ではなく、何十年も検証されてきた研究に基づくので、導入の根拠として学内・社内に説明できます。
テストが数えてきたのは、「できた・できない」の星取り表でした。4つの柱の上で、この教科書が変えようとするのは、その人の眼差しそのものです。世界のどこに目を向けているか(フォーカス)。どんなあるべき姿に向かっているか(ベクトル)。そして、いまどの段に立ち、次の段へ上がるために何に耐えているか(ステージ)。たとえば「締切に追われる」から「締切を自分で置く」へ——見え方が変わる、とはそういうことです。この3つが変わると、同じ努力をしても、伸び方そのものが変わっていきます。
世界のどこに目を向けているか。同じ場所にいても、何に目を向けるかで、受け取るものがまるで違います。向けどころによって、成長のスピードが変わります。
どこを目指しているか。もっと言えば、どういう「あるべき姿」に向かっているか。行動の奥にある、見えない方向性です。向きが定まると、日々の小さな選択がそろっていきます。
上達とは、小手先の知識やスキルを足すことではない。粘り強く次の段へ上がるために、いまの段で我慢して修練すること。熟達は坂道ではなく、階段で訪れます。
知識は、忘れます。しかし一度変わった見方は、簡単には元に戻りません。
覚えてすぐ効く学びではなく、後戻りしにくい変化を。
ひとつの体系を、対象に合わせて調整して届けます。子どもから大人まで、学ぶ中身の骨格は同じです。
社会に出るずっと前に。生活や部活動を題材に、考える型と言葉を手に入れる。たとえば「運動会で何を目標にするか」「友だちにどう頼むか」——毎日の中の題材で、目標を立てて人に伝える練習をします。※準備中
進路を考え始める時期に。入試や就職で問われる「なぜそう考え、どう動いたか」を自分の言葉で語れるように。※準備中
キャリア教育・社会人の学び直しに。面接で必ず問われる「何を考え、どう動いたか」——応用問題で自分の課題に打った一手が、そのまま語れる経験になります。研究の系譜を骨格に、実務の経験で肉付けした体系を、1冊から。※第一弾はこの層から提供開始
学校でも、会社でも、部活でも——届け方は違っても、育てる力はひとつです。考え方をご理解いただいたうえで、実際の現場ではどのように進むのか。4つの導入モデルを、期間・運用・費用の目安まで記しました。数値はいずれも標準例で、個別のご相談で確定します。
「目標を立てる」「想いを伝える」をゼミの共通言語に。卒業研究のフィールドワークやインタビューは、そのままネットワーキングの実践になります。
「失敗を積ませる場」が消えた現場に、本番付きの若手教育を。新入社員研修の後工程として接続できます。
単発のプレゼン大会で終わりがちな時間を、教科書ベースで段階的に積み上がる学びに。探究の「課題の設定→まとめ・表現」の各段階に、「目標を立てる」「想いを伝える」の章をそのまま当てはめられます。先生と生徒がいっしょに学べます。
目標設定、ふりかえり、チームワーク、巻き込む力——中身は、競技で強くなるプロセスそのものです。外部指導者の指導メニューにも。
※期間・運用は標準例です。対象や人数に合わせて、個別のご相談で調整します。価格は税別です。
核となるのは「教科書」。自宅で講義とテキストを自習し、教室や研修の場では演習と対話に集中する——「反転学習」を基本の型に、3つのかたちで届けます。

全10コース・各約90ページ(別冊解答約20ページ)。手で書き込むアナログの学びを大切にした、紙の教科書。解答解説(虎の巻)付き。

AI音声講義を自分のペースで(順次提供)。通学・通勤のすきま時間でも、反転学習の「自習」パートを進められます。山形大学と共同研究を進めるAI音声アシスタント「マナボイス」の技術を使います。

事前学習×対話型のワークショップ。オンライン連続講座や、現地でのフィールドワークも。
社会で成果を出すための基本体系。3ブロック×全10コース。
人とチームを動かす側のための体系。(開発予定)
事業をつくり、率いる人のための体系。(構想中)
※大学のキャリア教育・公開講座や、地域の文化資源と連動したフィールドプログラムとの連携に向けた検討を、各所と進めています。
| 対象 | 小・中学生/中・高校生/大学生・ビジネスパーソン(3層に合わせて内容を調整して提供。第一弾は大学生・ビジネスパーソン向け、小中高生版は準備中) |
|---|---|
| シリーズ | ビジネススキル編(第一弾) ※マネジメント編・経営編は今後展開予定 |
| 構成 | 3ブロック(アジェンダ/ネットワーキング/原動力)×全10コース。各コース本冊約90ページの章立て構成、練習問題(基礎編=知識の確認/応用編=自分の課題への取り組み)+解答解説(虎の巻)付き |
| 提供形態 | テキスト(印刷の教科書)/自己学習アプリ(AI音声講義・順次提供)/ワークショップ(オンライン・対面) ※小・中学生版のアプリは保護者・指導者の管理のもとで使う設計とし、他の利用者との交流機能は持ちません |
| 提供物 | テキスト一式/アプリアカウント/指導者向け一式(講義資料・進行スクリプト・運用ツール・評価の手引き・指導者向けガイド) |
| 導入単位 | 個人/ゼミ・クラス・チーム/学校・企業単位 ※ご相談に応じます |
| 料金(税別) | テキスト1冊:小・中学生版 1,980円/高校生・大学生版 2,980円/ビジネスパーソン版 5,860円 全10コースのセット:小・中学生版 17,800円/高校生・大学生版 25,500円/ビジネスパーソン版 49,800円 自己学習アプリは別途月額(順次提供)。指導者向け一式は先生向け講座(認定)とセット。ワークショップ・講師派遣は別途お見積り。小・中学生版は準備中 |
教科の点数ではなく、社会で生きていく力——思い描き、人を巻き込み、実現する力——を扱います。しかも、自分がいま抱えている現実の課題を題材に練習します。
いいえ。マネジメント・学習・熟達の研究の積み重ね(系譜)を、学校の教科書の形に翻訳し直したものです。
題材は、生活や部活動です。「運動会で何を目標にするか」「友だちにどう頼むか」——目標を立てて人に伝える練習は、早いほど身につきます。小・中学生版は準備中です。
はい。内容に精通している必要はありません。講義はAI音声講義とテキストが担い、先生は練習問題をめぐる対話を進めます。進行スクリプトなど指導者向け一式を、先生向け講座とセットでご用意します。
お問い合わせフォームにご入力いただいた方に、見本章・体系図・シラバス例をお送りします。
応用問題の記述を、受講の前後で比べます。記述を見るルーブリック(評価の手引き)を、講座を修了した先生に提供します。企業では上長へのヒアリングも加えます。
答えはAIが出してくれます。けれど、何を目指すかを決め、人を巻き込み、形にするのは自分です。すぐに答えを出さず、自分の頭で考える時間を、この教科書は大切にしています。
自習は1節15分程度が目安です。企業なら1コース2か月(自習で完結する型と、自習を事前課題にしてワークショップを行う型)、大学なら半期15コマで1コース、高校なら通年で全10コースが標準例です。
テキスト1冊は、小・中学生版1,980円/高校生・大学生版2,980円/ビジネスパーソン版5,860円(税別)です。全10コースのセットもあります。詳しくは「対象・構成・料金」をご覧ください。
ものづくりの現場では、技能は「型」と「段階」で受け継がれてきました。庄内クリエート工業は、その育て方を、社会で生きる力の教育に持ち込みます。企画・監修は近藤洋平(経営コンサルタント)。独自の理論ではなく、マネジメント・学習・熟達の研究の積み重ねを、教科書の形に翻訳しています。
導入のご相談・資料請求・お見積りなど、対象やご状況を伺いながら、できることからいっしょに検討いたします。見本章・体系図・シラバス例もお送りできます。